Yogaに見る靴

オールデンウィークも終わり、週半ば。いかがお過ごしでしょうか。

今週も京都店からのブログどすえ。


私は趣味でぼちぼちとヨガをしておるのですが、

「ヨガ」と聞いて思い浮かべるのは、意識高い系女子?カルト宗教?ダルシム?

だいたいそんなところかと思います。


ヨガは基本的には靴を脱いで裸足でやりますが

ヨガの世界にも靴に関する事象を見つけたのでご紹介します。

できる範囲でレッツトライ。


まずはこちら。

サドル(鞍)ポーズ / 陰ヨガ


  • 両膝を開いて正座し、手をついて後ろに倒れていきます。
  • 太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)を伸ばし、胸を開くポーズです。
  • 大腿四頭筋が柔軟な方は腰を反らして肩と後頭部を床に。
  • キツイ方は片足は前に伸ばして、もう片足を太ももの外側に置いて寝ます。(反対側も同じ時間やってください)
  • 3〜5分ホールド。呼吸お忘れなく。


サドルシューズはハトメのところのパーツが馬の鞍のようになっているデザインの靴です。


続きまして

合蹠(ガッセキ)のポーズ  ハタヨガ

  • 「蹠」とは足裏という意味で、インドの靴職人の座り方らしいのです。
  • 両足の裏を合わせ、足の小指側は床に、カカトをできるだけ自分に引き寄せ、両手で両足を下から包みます。
  • 背骨をまっすぐ伸ばし、呼吸を忘れずに。
  • 股関節を開くポーズです。
  • 本を開くように親指側を開いていくと膝が床に近づいていくと思います。


続きまして、革靴といえば「牛」革ということでこちら。

牛面のポーズ / ハタヨガ


  • 手が届かない方はタオルなどを上の手で持ち、下から徐々にタオルを掴んで手と手を近づけましょう。肩関節の可動域が広がます。
  • 詳しいやり方は「牛面のポーズ」または「ゴームカアーサナ」で検索して下さい。


続きまして、針がないと靴は作れません。

針穴のポーズ  陰ヨガ

  • 仰向けに寝て左膝を曲げその上に右足首を置きます。
  • 左ひざを胸に向かってひきつけ、左のスネを両手で抱えます。
  • 股関節周りの筋肉がほぐれ、太ももの裏のハムストリングスがよく伸びます。
  • お尻が浮かないように、アゴが上がらないようにします。
  • 3〜5分ホールド。


続きまして、コードバン、ライニング革、ブラシといえば「馬」

馬のポーズ / ハタヨガ

  • こちらのポーズは難度高めです。腕だけでもどうぞ。
  • 右腕を前に伸ばして、右ひじの下から左腕をひっかけて合掌します。合わせたてのひらは斜め前に持ち上げると肩甲骨まわりの筋肉が伸びます。反対側も同じ時間やって下さい。
  • 肩がすくまないように肩と耳を離しましょう。
  • ポーズの詳細は「馬のポーズ」「ヴァーターヤナアーサナ」で検索。


ラストです。

シューレース(靴紐)ポーズ / 陰ヨガ



  • 両膝を重ね、足は股関節あたりにおきます。(3つ前のラベンダー色のジャージ/牛面のポーズの脚の形です)
  • 前屈し、床に肘をつくか、腕を伸ばし手をついて下さい。お尻が浮かないようにしましょう。
  • 臀部、股関節外側、鼠蹊部内側、腰に刺激があればOKです。
  • 膝が痛い場合は片足は前にのばして、反対側の脚だけでやってみて下さい。
  • 脚を組み替えて、いずれも3〜5分ホールド。


針穴のポーズとシューレースのポーズでじっくり伸ばした後、立位前屈で床に手が届いているかもしれませんよ?


参考資料

白揚社 『 ハタヨガの真髄 』 B・K・S・アイアンガー 著

アンダーザライト ヨガスクール 『 陰ヨガの新しい教科書 Insight Yoga 』 サラ・パワーズ 著

ベースボールマガジン 『 ヨーガ入門 』 佐保田鶴治 著